PROJECT 01
システムソリューション編

クライアントと共創する、カーエレクトロニクスの未来。

カーエレクトロニクスの進化を支える現場では、1990年代のカセットやMDの時代から、現在のUSBやBluetoothを活用した製品まで、技術の進化に合わせた対応が求められる。セントラルエンジニアリングは、システムソリューションというスタイルを活かし、クライアントと共に若手の育成にも注力。チーム一丸となって、これからの可能性を広げるカーエレクトロニクス開発の最前線とは。

  • 開発生産部
    池田さん
    1995年入社
  • 開発生産部
    鳴島さん
    2003年入社
  • 開発生産部
    吉田さん
    2022年入社

カーエレクトロニクス開発の真髄は、
問題解決の連続。

プロジェクトの流れを教えてください。

池田

車の開発が始まると、中に搭載するカーオーディオの検討も始まります。一から作るということはほとんどなく、過去のモデルを新しい車の仕様に合わせます。カーメーカーとオーディオメーカーで、仕様を決定したら、私たちに「こういうプロダクトを作りたいから、協力してほしい」と依頼が来ます。

私たちが担当するのは、開発部分。生産するために、工場に引き継いだらプロジェクトは完了です。具体的な流れとしては、仕様に合わせた設計を行い、事前評価を通じてこの設計で問題がないかを確認。その後回路図を書き、基板を造ります。試作品が設計通りになっているかを評価し、問題が出たところは対策を検討します。

鳴島
池田

その対策を検討するという工程が最も大変なところです。要は問題が起きている部分を直すことなのですが、基板や部品を変えるために設計まで遡って、また評価をして……の繰り返し。設計は経験も問われるので、ベテランが担当しますが、評価については設計に必要な知識を学んでもらうためにも、若手に入ってもらうようなチームづくりをしています。長期間のプロジェクトになると、全体で3年間かかるうち、主要な設計は半年で終わって、そこからの2年半はずっと評価と対策を繰り返す、なんてことも度々あります。

共に創り、共に育つ。
クライアントとともに作る現場。

プロジェクト形態である、「システムソリューション」について教えてください。

池田

弊社の「システムソリューション」は、受託開発や設計のことを指します。一般的な受託は、最初に仕様と成果物をクライアントに提示していただいて、それに対してスケジュールと見積もりを提出して、合意したら実施に移るという流れです。ただ長期の開発になると、評価をしていかないと対策が100あるのか10000あるのか分からない。だから、期限と仕事に関わる人数を決めて、発生した対策も含めて請け負う、という少し特殊な形式をとっています。

受託の大きなメリットは、チームとしての成果物が求められる品質に達していればよい、という考え方ができるところです。簡単に言えば、若手の育成を考えながら仕事ができる。クライアントも若手が現場にどんどん入ってくるわけです。その方々が、我々との直接的な窓口になるのですが、やっぱり分からないことも多い。でも弊社はずっとお仕事を受けてきた関係性もありますから、フォローもできる。「助けてあげてくださいね」とクライアントからも言われますし、我々も気づいたことは何でも言うようにしています。

鳴島
池田

そのためには、なるべく待ちにならないこと。言われたことだけをやるんじゃなくて、気づいたことや修正した方がいいことを提案するというスタンスは大事にしています。それは納品物にしても、プロジェクトの進め方にしても同じです。

先輩方の背中はなかなか遠いですが、理想を言えば4年目くらいからは独り立ちとは言わないまでも、設計に携われるようになってほしいと言われています。

吉田

実際に今メインで設計している案件の他に、若手が別のプロジェクトの主担当をしている案件があります。自分もフォローに入って、成果物の品質は担保する。クライアントも僕たちも、一緒に育っていかないと、将来的に良いものができなくなってしまいますからね。

鳴島

人材育成と挑戦が鍵。
先端技術への対応に挑み続ける。

カーオーディオの開発はどんな変遷を辿ってきたのでしょう?

池田

僕が入社してからのお話しでいうと、1990年代半ばはちょうどMD搭載モデルの出始めで。カセットからMDに変わる過渡期が新人時代でした。そこから、CDチェンジャーという複数枚CDを入れられる機能が搭載されたり、CDを録音できるハードディスクという仕様が出てきたり。

その後、アナログテレビからワンセグへ。そして、地デジへの移行の流れがありました。オーディオというよりは映像部分ですね。この頃から、オーディオにディスプレイが付いた「ディスプレイオーディオ」という一体型の開発が始まり、現在主流の形になっていきます。

鳴島
池田

当たり前のように使っているカーオーディオにも、時代の技術が詰まっているんです。今はUSB接続やBluetooth接続できるタイプがメインなので、オーディオのなかに新しい機能を搭載するということはなくなっては来ていますが。

ただ、中身のスペックはどんどん上がっています。例えばテレビでいえば、アナログから始まって今では4K。その変化に伴って、通信量が非常に増える。

鳴島
池田

技術者としては、やっぱり新しい技術や変化に対応することが楽しくて。最初はワクワクしながら設計して、評価して青ざめるということもよくあります(笑)。これも技術者の性でしょうね。

これからの目標を教えてください

池田

どんどん若手を底上げして、また新しい若手に入ってもらって、商材を増やしていくのが理想ですよね。新しい分野にチャレンジしていけるような体制が良い。

電子ミラーやドライブレコーダーなどは最近始まった分野ですし、障害物を検知するソナーもそうですね。扱える商材が広がることによって、可能性が広がります。技術を培ってきたベテランが、どんどん違う分野を開拓することで、若手に色んな選択肢を持たせてあげられるようになれば、底上げにもつながると考えています。

鳴島
   
吉田

自信を持って仕事を進めていることが、チームの目標達成に近づくことになると思うので、まずは目の前の仕事を、そしてできる仕事の幅をどんどん広げていきたいです。

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