成長の鍵は“聞く力”。設計者として踏み出した確かな一歩。

業務内容について防消火設備でプラント完成を支える設計者。
入社してから現在まで、プラントの防消火設備の設計を担当しています。図面・計画書・計算書の作成が主な仕事です。法律で定められた基準と、クライアントの要望を満たす基準、どちらにも応えることが求められるので、法規や基準の読み込みが必須です。読み込みが終わったら、プラント内でどのような物質を扱っているかを確認の上、設計をスタート。設計を固める上で、他部門との情報共有や調整が欠かせません。
設備によっては、基礎工事や配管工事、その他にも機器の設計に影響を与えるものが多いからです。そしてそれらの情報を図書という形にまとめたら、工事が始まります。
完成間近になると、防消火設備の性能検査を実施する消防完成検査という工程があり、その試験では我々の部門が現場で指揮を執ります。その試験で合格をいただくことで、工場の完成を迎えます。こうしてプラントを引き渡し、1つの案件が完了となります。

仕事のやりがいリードエンジニアになって感じた自己成長。
プラント建設は2年以上にわたって設計することが一般的なので、引き渡しの際の開放感と達成感は非常に大きいです。
個人的に喜びを感じたことは、自分の実績が評価されて、1案件のリードエンジニアとして働けたことです。リードエンジニアは自部門のリーダー的な立ち位置で、他の部門の方と会議をする時間が多くなります。その時間で自部門以外の情報を知ったり、会議のあとに自主的に学んだりする経験は、これからのキャリアステップを考える上でも、非常に重要なトピックでした。

新人時代の学び“聞く”は責任の第一歩。
分からないことを聞く重要性を学びました。新卒で入社し、配属された直後は右も左も分からない。でも「先輩たちが忙しそうだから」などと自分で勝手に理由をつけて、聞くことが億劫になっていた時期もありました。当然ですが、聞かないことによって、仕事が思うように進まないことが発生してきました。
自部門の進捗が悪くて、全体がスケジュール通りに進められないことは、関連する方々が多いプラント建設においては致命的。それを想像してゾッとした後は、積極的に先輩方に質問するようになりました。
今でも自身の知見がないことは聞くようにしていますし、先輩方が聞きやすい環境を作ってくださっていたおかげですね。

就活中の方へメッセージ
就活中は面接の機会が多くなると思いますが、面接終了直後から自己分析を徹底して、就活期間を充実させてください。きっとその経験は、社会人になっても生きるはずです。
他のインタビューを見る
-
新卒採用エントリーNEW GRADUATE
-
キャリア採用エントリーCAREER RECRUITMENT